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■準正や認知による国籍の取得

母親がフィリピン人、父親が日本人の結婚していないカップルの子どもの国籍はフィリピンになります。結婚していないと日本の国籍は原則として取得できません。ただし、婚姻届を提出して日本人の父親が認知すると、その子どもは日本国籍を取得することが可能です。このようにして国籍を取得することを準正といい、20歳未満であれば準正をすることができます。

以上は父親が日本人の場合の準正についての話ですが、母親が日本人で父親が外国人の場合には子どもの国籍は父親の国の法律に左右されます。つまり、国の法律で認知による国籍取得を認めていれば、その国と日本の2つの国籍を有することになります。

■以前の国籍法

国籍法が改正される以前は、両親が法的に結婚していない日本人男性と外国人女性との間に子どもが生まれても、外国人の母親の国籍を継承するだけでした。ところが、同じ国際結婚カップルの子どもでありながら、両親が結婚しているかどうかに子どもの国籍が左右されるのはおかしいという批判が強くなりました。

そこで、裁判が起こされたわけです。そして、2008年には最高裁判所はこの訴えを正当なものとして認めました。判決の内容は「結婚していない日本人男性と外国人女性との間に生まれた子どもに日本国籍を認めないのは憲法に反する」というものでした

最高裁判所で違憲という判断がされたので、国籍法は見直しを迫られ国籍法改正という結果になったのです。

■改正国籍法

国籍法は改正され、2009年1月1日から「子どもが生まれた後に日本人が認知すれば、父親と母親が結婚していなくても届出により日本国籍が取得できる」ことになりました。ただし、対象は20歳未満です。日本国籍取得のための要件は次のとおりです。

(1)新国籍法の要件

①20歳未満であること
②子どもが生まれたときに父親または母親が日本国民であること
③日本国民である父親または母親に認知されていること
④国籍取得の申請をする時点で認知した父親または母親が日本国民であること

(2)届出方法と届出先

15歳以上であれば本人、そうでなければ法定代理人が届出先に出向いて書類を提出します。届出先は、本人が日本に住所があるときは住所を管轄する法務局、本人が海外に住んでいるときは在外日本公館です。

(3)虚偽の届出をすると罰則がある

自分の子どもでないのに自分の子どもであると嘘の認知届をしたり、嘘の認知届により国籍取得の届出をすると処罰されます。どのような事情があっても嘘はいけません。